庭園設計  最初の一歩





先日 18年来の知り合いから家の建て替え工事に伴い 

庭の提案依頼をいただきました。

早速 配置図を頂いて 現地調査へ。

既存建物は昭和22年築の感じの良い平屋。

その南側に広がる とても広い畑。

全部で500坪は十分ある敷地に 少し びっくりしましたが。

ほぼ おまかせの依頼なので想像力をフルに使い

考えなければいけません。


①人の動線(人が歩く経路)を想像して その動きの必要性を

  十分検討すること。

②動線に伴い 土地のゾーンニング(役割別区分け)を考えること。

③ゾーンごとに何が必要か検討する。(目隠しや床舗装、設備関係など)

④各ゾーンを人の動線で 繋げていく。

⑤素材、色、質感の選択 などなど。


敷地内の基本的な計画の流れはこんな感じで。

あと 大事なのはその土地の風景(街並み、自生樹木、石や土の色 など)

の感じをとらえる事。

この作業を怠ると いいモノだけど そこの土地に合わないモノに

なってしまいます。

この敷地には 湧水場があるので それも一つの風景にしたいなあって。

 
今日から解体工事が始まりました。

更地になったら 雰囲気変わるでしょうね。




                nola 



  


2011年08月24日 Posted by nola at 07:12Comments(0)仕事のこと