秋の色と私の宝物

ドングリの茶色 オミナエシの黄色 ツリバナマユミの赤い実
秋の色を飾ってみました。
益子焼の素朴な色と質感って自然の色と調和しますね。
実は この陶器は 人間国宝の島岡達三氏作の水滴なのです。
この水滴との出会いは運命的だったのです。
2007年正月 栃木県の宇都宮で開かれたお茶会の初釜に
ひょんなことから参加させていただいたのですが。
私 ちゃんとしたお茶会って生まれて初めてのド素人。
その席で 和紙が配られ そこに葉っぱの絵が描かれていると
お土産が頂ける なんて遊びで。
なんとベテランの生徒さん達を差し置いて
私 当たり ひいてしまいました。(恐縮)
しかも 人間国宝の島崎先生作。
とても気まずい感じがしたのですが これも運命!と思い
今まで大切にしてまいりました。
残念なことにその年の暮れ 島崎達三氏は他界されました。
私の数少ない宝物として 大事に付き合っていくつもりです。
ちなみに水滴とは 書道の道具なのですが 私 書道嗜んでいませんので
私流に使わせていただきます。
人と同じように モノとの運命的な出会いって ありますね。
nola