秋の色と私の宝物





ドングリの茶色  オミナエシの黄色  ツリバナマユミの赤い実

秋の色を飾ってみました。

益子焼の素朴な色と質感って自然の色と調和しますね。


実は この陶器は 人間国宝の島岡達三氏作の水滴なのです。

この水滴との出会いは運命的だったのです。


2007年正月 栃木県の宇都宮で開かれたお茶会の初釜に

ひょんなことから参加させていただいたのですが。

私 ちゃんとしたお茶会って生まれて初めてのド素人。

その席で 和紙が配られ そこに葉っぱの絵が描かれていると

お土産が頂ける なんて遊びで。

なんとベテランの生徒さん達を差し置いて 

私 当たり ひいてしまいました。(恐縮)

しかも 人間国宝の島崎先生作。

とても気まずい感じがしたのですが これも運命!と思い

今まで大切にしてまいりました。

残念なことにその年の暮れ 島崎達三氏は他界されました。

私の数少ない宝物として 大事に付き合っていくつもりです。

ちなみに水滴とは 書道の道具なのですが 私 書道嗜んでいませんので

私流に使わせていただきます。

人と同じように モノとの運命的な出会いって ありますね。



                           nola







  


2011年10月13日 Posted by nola at 23:58Comments(0)つながり