2011 富士登山 (有言実行派) 後篇

2011 7/16

AM 6:30  登頂!
        
         




        言う事を効かない足を引きずりながら みんなから遅れること 十数分。
        無事 頂上 到着。
        9時間30分の道のりでした。
        徹夜して なおかつ 歩きとおして 朝って 初めての経験です。
        やはり 身体は限界かな。

        頂上のベンチに座り込むと もう 全然 動きません 私の足腰。
        だいき(20歳) も私の横で 寝入っている。
        八合目で水分きれのまま 一時間半 の くねくねくねくね道。
        のどの渇きもピーク。 でも 動けない。
        疲れている時には 味噌汁なんか 身体に染みるんだろうな って思っていると。
        見かねた まこっちゃんが 水と味噌汁を買ってきてくれた。(さすが)
        ありがたい。
    
        少し身体を休めて あらためて 足腰の疲労に気付きました。
        大人げなく 帰りの事を考えずに 頂上だけを 目指してしまった。
        頭の中・・・レスキュー・・・ヘリコプター・・・無理・・・救助隊・・・迷惑かけそう 無理
             ・・・山小屋 一泊・・・考え中。

        それから 十分の休憩と持参のアーモンドチョコのおかげで 体力&気力 35%くらい
        復活。これならゆっくり下山出来そう。 ゆっくりならば。


AM 8:00  下山開始。
        あくまでもゆっくり ゆっくり。 関節という関節が悲鳴をあげてるので。

        七合目まで下ってくると そこには上りの時には通っていないコース 大砂走りが。
        大砂走りとは緩やかな砂礫の下り坂を 標高差1000mをポンポン と大股で下っていく 
        人気のコースなのです。
        最初は楽に進むなあ と思い気持ちよかったのですが 段々と関節に負担が。
        こっちはあくまでも ゆっくり って思っているのに 重力がそうさせてくれない。
        だって ここは富士登山駅伝の舞台なのですから。
        自分の意志とは裏腹に 自分がどんどん加速していく。
        足腰 痛てー。

        前方では まこっちゃん と だいき がアホみたいに ピョンピョン 下っていく。
        あいつらは 人造人間かってくらい はしゃいでる。
        彼らは競争しながら そのまま 駐車場へ。

        私 と けんちゃんは なるべく ゆっくりと 。

AM 11:00 五合目到着。



  

        そして みんな 無事に下山出来ました。
        全員 くたくただけど この無謀な計画を振り返り 大爆笑。
        本当にいい思い出(笑い話)って 少し 無茶した方が って。
        少しは反省しないと。
        結果・・・御殿場口登山コースはベテランの方や体力に自信のある方 にピッタリです。
        
        登る前は登りながら自分は何を考えるのだろう って思っていたけど 実際は
        何も考えられませんでした。
        まあ 純粋に登山を楽しんだな って感じです。

        全員の感想・・・・・御殿場口コースはもう たくさん! しんどすぎる。


                                   nola

      
        
        
 
            


2011年07月17日 Posted by nola at 08:15Comments(2)風景

2011 富士登山 (有言実行派) 前編  

初めての 富士登山 行ってきました。
メンバーは5人。(まっこちゃん、こうちゃん、けんちゃん、だいき、nola)
徹夜の登山なのに みんな ぎりぎりまで仕事 って 大丈夫なのでしょうか?


2011 7/15 

PM 21:00 登頂開始。
        今回選んだコースはマイカー規制がない 御殿場口から。
        御殿場口の五合目って標高1440mにあり、頂上との標高差 約2300。
        登山コースの中で最長の道のりなのです。 上り: 11㎞  下り: 8.5㎞ 
        ちなみに富士宮口コースだと 上り: 5㎞  下り: 5㎞  標高差 1400m です。

        そんな事実をちゃんと把握していない5人は 変にテンションを上げつつ 出発。
        初めから 砂礫質(溶岩が細かく砕かれた砂利の様なもの)の道が続く。
        足を取られて 思うように進めない。
        学生時代の砂浜マラソンを思い出された。
        唯一 気持ちよかったのは 貸切状態だったってこと。
        と言いますか 誰もいない。
        また このコースは山小屋等の施設がほとんど無く 何もない。
        騒ぎ放題 って最初だけ。
        歩くにつれて 無言 無言・・・・・・・・。
        
        この日はほぼ満月でしたので 真っ暗闇 ではなく ヘッドライトなしでも歩けました。
        歩く 歩く・・・・・・・・。 これが結構 体力を消耗していく。
        30分に1回は軽く 休憩をとることに。
        これの繰り返し。 気が滅入る。
        だって 六合目がいつまでたっても 現れないのだから。
        本当に 進んでいるのか って不安が。

AM 1:00  やっと六合目らしき 閉鎖中の建物に到着。
        ここで 少し長めの休憩をとることに。
        気温が大分下がってきたので 防寒対策各自行い 再び ずるずる滑るコースへ。

AM 3:40  七合目到着。
        ここで この日 一番ぎりぎりまで仕事をしていた こうちゃんが 勇気ある離脱。
        誰もいない 下山コースを下ることに。
        大丈夫かな って心配しつつ 他 4人は頂上を目指す!
        正直 体力、気力の限界が近いので 不安。
    

AM 4:40  八合目にて ご来光。 
        このコースはどこでも 日の出が見られる。





        心の中で 合掌して 願い事を・・・。
        「家族と仲間の健康を・・・・・。」

        ここから頂上までは 溶岩と砂礫が混じった道を ひたすら くねくね・・・・・。
        nola この時点で うまく足が上がらない。
        みんなから 少し 遅れをとり始めた。
        だって 最年長何だから って言い訳も出来ず。
        あとは お得意の 気力 で。





        長くなりそうなので  ・・・・・・・ つづく。



                                     nola 

        

        
         


2011年07月17日 Posted by nola at 03:48Comments(0)風景